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「過労死」を招く文化

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日本人は「厳しい規律」を遵守する民族であるとされています。
古代から続く天皇を頂点に戴く明確な上下関係が脈々と続いており、
それが現代社会に於ける組織にまでしっかり受け継がれていると言われています。
家庭に於いても組織に於いても、
上の者に服従すると言う考え方が今でも存在しているのは否めません。

そしてこの「厳しい規律」は、
時として憲法や法律をも凌駕してしまいます。
労働基準法や労働契約法と言う取り決めは存在してはいますが、
必ずしも遵守されてはいませんね。
雇用者側が罰せられるのも極めて稀です。

どうしてこうなってしまうのか。
一つには組織の従業員側に、
「厳しい規律」を守るための「屈強な精神力」が植え付けられているからでは?
昔の様な天皇制や武士道は教え込まれないにしても、
現代の義務教育でも「苦難を忍びながらも向上すること」が教え込まれています。
「基本的人権」よりも強い「信念の統制」ですね。

雇用者側も労働者側も場合によっては厚生労働省を含めたお役所も本気じゃないし、
「どこまでやったら壊れるか」の塩梅が判ってないんですね。
「まだ大丈夫だろう」「もっとやれるだろう」が平気で横行してる。
だからこそ鬼気迫る様な経済発展を遂げているのかも知れませんが、
だとするならば過労死は「名誉の戦死」扱いにしないと割に合いませんよね。
そこだけキレイゴトになってしまっています。

  1. 2016/12/07(Wed) 07:19:55|
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