
「遣り甲斐」とか「達成感・満足感」って日本人大好きな評価基準があります。
「存在価値」とか「発言力・影響力」なんてモノサシもありますね。
何れも会社組織運営に於いて経営者の懐が痛まない便利な考え方です。
「馬車馬になって仕事を頑張ったら満足しただろう」って、
仕事の評価を自分で勝手に生み出してくれてるのですから。
でもコレって労働者側から見た場合正しいんですかね?
「オマエは役に立ってるゾ」っておだてられて上手く誤魔化されてますよね。
雇用者側と労働者側の価値観は一体どころか真逆な筈です。
そもそも何故に相手の顔色を窺って自分に対する心理的評価を求めるのかな?
居心地がイイから?
仕事に居心地の好さなんて要らないですよね。
資本主義に於いては仕事はお金が全ての評価です。
どうも仕事に遣り甲斐とか存在価値とかのクダラナイ価値観を求めたがるのが、
従来型の日本人の悪い癖です。
まだそこに喜捨に通ずる「奉仕の精神」が残ってます。
でも仕事は契約に基づく経済活動であってボランティア活動では無いですね。
今の若年層には徐々にこんなまやかしは通じなくなって来ていますね。
心理的評価なんてどうでも良くて、
最低限の労力で適切な報酬を得ようとする極めて欧米型な考え方が広まってます。
100のパワーがあるからって全部を出し切る必要なんかなくて、
その代わりに出した分のパワーに見合う報酬が得られればって。
個人的にはこれはこれで極めて正しいと思いますが残念ながらスタイル先行です。
考え方だけでは無くてパフォーマンスが付いて来ればイイんですけどね!
2015/11/06(Fri) 07:35:15|
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Edit
私は従来型日本人だわ(笑)
仕事に居心地良さ求めちゃうかも……どうせ働くなら気持ちよく楽しく、経験とかスキルを生かしてお役に立ちたいって思っちゃうなぁ☆彡
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- 2015/11/07(Sat) 00:24
> ゆーこさん
最初はそれでも良いのかもです。
でも例えばだけど一家の大黒柱さんが、
「居心地悪いから」とか、
「楽しくないから」とかで仕事をコロコロ変わってたら、
ちょっと違うと思わないかなぁ?
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- 2015/11/07(Sat) 08:56