
元レーシングドライバー中嶋悟さんが自動車を運転する側だけではなくて、
自動車を作る人や自動車行政に携わる人をも対象として書かれた本です。
1994年の発行なのでもう15年も前の本になりますね。
この中の「自動車を運転する人へ」の章では、
日常での運転で気をつけるべきことを教えてくれています。
ヒール・アンド・トゥなどの難しく特別なテクニックの話は全くありません。
安全運転の基本は「見ること」に尽きると何度も繰り返して力説されています。
それも前方の一点を集中して見るのではなくて、
適当に広い範囲を見て危険を察知するのだと。
そう言えばご同業のミハエル・シューマッハ氏も、
「グラウンドレベルではなくて上から見降ろすんだ」と良く発言されてましたね。
中嶋さんという恐らくは日本でトップクラスの運転技術を持たれる方でも、
安全運転のために基本的なことを確実に行っているのを知って、
改めて身が引き締まる思いがします。
今でも僕が運転する際のバイブルになってますよ。
Amazonとかでしたらまだまだ古本がありますのでよろしければどうぞ!
2009/11/21(Sat) 15:28:00|
- クルマ(その他)
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Edit
中島といえば89年のロータスの熱い走りが忘れられません。シューマッハも雨に強かったということは、やはり「見る」が最速への近道なんでしょうね。
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- 2009/11/22(Sun) 00:16
歳を取った・・・というより、社会的責任が生じてから、公道ではスピードを出さなくなりました。
かっ飛ばしたいときはサーキットへ行き、レーシングカートに乗ります。
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- 2009/11/26(Thu) 20:13
> ひなさん
僕はホントにスピード出さなくなりましたよ。街中なんか普通に走ってても怖いくらいだもん。
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- 2009/11/26(Thu) 23:16
特に大阪は、歩行者と自転車はフツーに信号無視しますからね。
しかも、左右を確認することもなく渡ります。
それで轢いちゃったらクルマの方が悪いなんて
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- 2009/11/28(Sat) 22:13